ブログ

大牟田かるたフェスティバルinイオンモール大牟田の予約を開始しました→変更

こちらのイベントは緊急事態宣言延長下記の通りとなりました。
楽しみにしてくださったお客様には本当に申し訳ございません。
コロナ禍が落ち着き次第楽しめるイベントを考案中です。
皆様のご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

現在大牟田かるたフェスティバルinイオンモール大牟田が開催中です!

・漫画「ちはやふる」の複製原画の展示(9月12日(日)まで)→変更なし
・競技かるた六段自見壮二朗氏のトークショー(9月18日(土))
・競技かるた初心者教室&有段者模範試合予定(9月18日(土)・19日(日))
※カルタの販売もあります!
・ジャンボかるた大会&復元天正トランプ体験(9月20日(月・祝))
※賞品あり!参加賞もあります!

などイベントが盛りだくさん!!すべて参加費は無料です!!

競技かるた初心者教室&有段者模範試合予定(9月18日(土)・19日(日))とジャンボかるた大会&復元転生トランプ体験(9月20日(月・祝))は事前の申込みが必須です!

こちらから申込書をダウンロードできます。ぜひご参加下さい!

(Fax(0944-53-8781)やMAILの他お電話(0944-53-8780)などでもお申し込みを受け付けております)

※感染症対策を施した上で開催いたします。
※イベントは予告なく変更・または中止になる場合がございます。予めご了承下さい。

イオンモール大牟田かるたフェスティバルホームページ

タグ: お知らせ

臨時休館期間延長のお知らせ(更新)

緊急事態宣言が発出されたことに伴い、大牟田市立図書館と三池カルタ・歴史資料館の臨時休館期間を延長いたします。利用者の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

【休館期間】令和3年8月19日(木曜日)から9月13日(月曜日)まで

・8月19日(木曜日)までは福岡コロナ特別警報の発動により、臨時休館をしています。
・9月13日(月曜日)は、通常の休館日です。

 
・かな文字講座・古文書講座:9月3日→中止。ただし9月17日のみ、延期となった8月20日の代わりとして開催します。→11月12日(金)に延期しました
・源氏物語講座:9月5日・19日→中止となります。
 
ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

タグ: お知らせ

おうちミュージアム 特別編②「鎮魂の碑」

本日8月15日は「戦没者を追悼し平和を祈念する日」です。

当館では2019年夏に『平和展2019「戦争とスポーツ」』と題し、オリンピックに特化した展示を行っており、同時にアジア・太平洋戦争などで理不尽に戦死した日本プロ野球選手の功績を記念した「鎮魂の碑」についても紹介しました。今回はその内容をWEB版として新たに書き起こしたものを掲載いたします。


「鎮魂の碑」

第2次世界大戦に出陣し、プロ野球の未来に永遠の夢を託しつつ、
戦塵(せんじん)に散華(さんげ)した選手諸君の霊を慰めるため、
われら有志あいはかりてこれを建つ。

有志代表 鈴木龍二

 

「鎮魂の碑」とは、東京都文京区後楽の東京ドーム敷地内にある石碑で、太平洋戦争などで戦死した日本プロ野球選手の功績を記念したものです。上記の文章はその石碑のひとつに刻まれています。
アジア・太平洋戦争では、当時20代から30代だった選手・指導者の多くが徴兵され、戦死していきました。
この石碑は、そんな戦争で尊い命を失った選手たちの慰霊のため1981年に建立されました。当時のセ・リーグ会長 鈴木龍二氏は、この石碑を立てるのが悲願だったといいます。

そこには2021年現在、76名の元プロ野球選手の名が刻まれており、その中には全球団を通しシーズンで最も活躍した先発投手に贈られる「沢村賞」の名前のもとになった「澤村 榮治」(さわむらえいじ)や、野球漫画「あぶさん」(水島新司作)の主人公「景浦 安武(かげうら あぶ)」のモデルとしても有名な、景浦 將(かげうら まさる)、神風特別攻撃隊隊員として戦死した唯一のプロ野球選手である「石丸 進一」(いしまるしんいち)や、どんな難球でもタコの吸盤のように吸い取るアクロバティックな一塁守備で多くの野球ファンを球場に引き付け、ファンからは「タコの中河」の愛称で親しまれた「中河 美芳」(なかがわみよし)など今でも語り継がれる有名な選手の名前があります。

澤村栄治は何度も徴兵され、野球ボールの重さは約150g弱なのですが、500g以上もある手榴弾を沢山投げさせられ肩の故障を何度も起こし、最終的には兵役で乗っていた船が撃沈され、27歳で戦死(※1)。景浦將は、今で言う二刀流の選手で、「打球の速さにカモメもびっくりした」と絶賛され、澤村栄治のライバルとして球界を賑わしていましたが、やはり澤村と同じく兵役と手榴弾の投擲による肩の故障からは免れず、29歳で戦死しましたが、死後に届けられた骨壷には石ころが3つしか入っていなかったと遺族がインタビューで答えた記録が残っています。(※2)
石丸進一や中河美芳は、兵役から免れるために大学に進学(第2次世界大戦時の日本では、理工系の旧制大学・旧制専門学校の所属によって兵役が免除されていました)したものの、石丸進一は戦局の悪化による兵士不足から、学生の徴兵延期措置が撤廃され召集は免れず、神風特別攻撃隊「第五筑波隊」隊員として爆装零戦に出撃し、22歳で戦死(※3)。中河美芳は進学したものの選手としての肉体の疲労から大学を休みがちだった事を「兵役逃れのために大学に籍だけ置いている非国民である」と憲兵隊に目をつけられ迫害され、それから逃れるために自ら兵役を志願したものの迫害はやまず、24歳で戦死しましたが、その葬儀の際も憲兵隊による嫌がらせがあったといいます。(※4)

野球は戦時中でも人気が高く、名選手は国民的スターとして国民から愛されていましたが、そんな彼らでも兵役からは逃れられなかったのです。

戦争によって理不尽に運命を翻弄された存在があったことを、終戦から76年経ち当時を知る方々が少なくなりつつある昨今、鎮魂の碑はその存在をこうして私達に思い起こさせてくれました。

鎮魂の碑以外にも、戦争を忘れないために建てられた碑はたくさんあります。大牟田では普光寺に「大牟田空襲の碑」や藤田町天満神社に「藤田町被爆戦没者之碑」などがありますが、普段何気なく街に存在しているそれらが、一体何を訴えかけているのか、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」の今日、一度思いを馳せてみるのも良いかもしれません。

※鎮魂の碑は「野球殿堂博物館」が管理しています。

各種参考サイト

※1 東洋経済オンライン「悲劇の投手、沢村栄治」の哀しすぎる真実」より
※2 NHK「戦争とプロ野球 景浦将と若林忠志」より
※3 THE DIGEST 「特攻で空に散った石丸進一、波間に消えた沢村栄治…戦争で命を落とした野球選手たち」
※4 上田龍(ベースボール・コントリビューター)公式サイトRyo’s Baseball Cafe Americain「ベースボールと戦争②名一塁手・中河美芳 つきまとった憲兵隊のカゲ」より

タグ: おうちミュージアム

福岡県のコロナ特別警報による臨時休館のお知らせ

福岡県のコロナ特別警報の発動を受け、三池カルタ・歴史資料館は以下の通り臨時休館いたします。
利用者の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

休館期間:2021/8/10(火)~2021/8/31(火)

・8月8日(日)に予定している「ミュージアム・ガイド(竹久夢二)」は予定通り開催いたします。

・8月9日(月)開催の定期講座「源氏講座」は予定通り開催いたします。

・8月20日(金)開催予定の定期講座「かな文字講座」「古文書講座」は9月10日(金)に延期となります。
※後日、受講者の方にご連絡いたします。

・大牟田かるたフェスティバルの8月開催予定だった「手作りかるた教室(8/14・15)」「プラパンかるた作り教室(8/22)」は中止となります。9月の予定については確定次第またご報告いたします。

 

ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

三池カルタ・歴史資料館スタッフ一同

タグ: お知らせ

8月16日(月)は三池カルタ・歴史資料館は開館します。→8/7変更有り

8月16日(月)が特別開館日となりましたので、8月の予定が変更となりました。

(8月16日は月曜日で、通常カルタックスおおむたは月曜日は定休日ですが、16日のカルタックスおおむたは、カルタ館のみ開館し、図書館は通常通り休館となります。)

ご注意ください。

※8/7(土)更新
福岡県のコロナ特別警報の発動を受け、8月10日㈫~8月31日㈫まで三池カルタ・歴史資料館が休館となりますので8月16日㈪も休館となりました。

 

タグ: その他

このページの先頭へ