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<終了>平和展2024「兵士たちの記憶 戦場からのメッセージ」

当館では戦時資料等の展示を通して、多くの市民が戦争の実相や悲惨さを知り、現在の平和な社会が多くの人々の尊い犠牲の上に成り立っていることを理解し、平和を希求する意識の向上に役立てることを願い、毎年「平和展」を開催しています。 昭和16年(1941)12月8日、日本の真珠湾攻撃によって始まった太平洋戦争は、初め日本が優勢でしたが、昭和17年(1942)半ば以降は連合軍が優位に立ちます。そして昭和20年(1945)8月の広島・長崎への原子爆弾投下とソ連の参戦によって日本がポツダム宣言を受諾、無条件降伏し、太平洋戦争は終結します。 日本のみならず世界中に多大な犠牲者を出した太平洋戦争から79年が経過し、戦争の悲惨さや恐ろしさを体験した人々が少なくなるにつれ、戦争の記憶や爪痕が風化しつつあります。 今回の平和展では、戦地において実際に兵士が使用した武器や装備品、生活道具のほか、戦時中に作られたカルタを通して、戦争と平和について考えます。

同時開催
①大牟田空襲を知っていますか?
昭和19・20年に、大牟田を襲った空襲をご存知ですか?
昭和19(1944)年の11月21日、同20年の6月18日、7月27日、8月7日、8月8日に行われた計5回の空襲を「大牟田空襲」と呼び、これらの攻撃で当時の大牟田市街地はほぼ焼失しました。
今回は大牟田空襲を調査・研究している「大牟田の空襲を記録する会」の資料と当館の戦争資料を紹介します。

②平和へのメッセージ
葉っぱの形をしたメッセージカードに、平和への祈りのメッセージや、イラストを描いて、枯れ木を青々とした大樹に育ててみませんか?
文章や絵を描く事が苦手な方向けに、折り紙などもご用意しています。
※作品は当館のXにて紹介させていただきます。
※詳細はこちら

③郷土カルタコーナー ~近畿地方 大阪編~
企画展ごとに替わる「郷土カルタコーナー」。今回は日本の台所こと「大阪府」特集!
今回は「大阪市」(おおさかし)「豊中市」(とよなかし)「河内長野市」(かわちながのし)「太子町」(たいしちょう)の郷土カルタのほか、大阪グルメ「コナモン文化」についてもたのしく解説します。

チラシ

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