1969年にデビューした福岡県・大牟田市出身の漫画家・萩尾望都。幅広いジャンルを手掛け、『ポーの一族』や『トーマの心臓』など不朽の名作を生み出した彼女が、1975年に発表した『11人いる!』は、従来の少女漫画では例をみない本格的SF作品として、漫画界に衝撃を与えました。以後『百億の昼と千億の夜』(原作:光瀬龍)、『スター・レッド』、『銀の三角』など数々の名作を発表し、今もなお多くのファンを魅了しています。
この講座では、少女漫画史におけるSF黎明期を担い、現在に至るまで傑作を生み出し続ける萩尾の偉業を、「萩尾望都SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたく」の展示作品などからご紹介します。
[と き]
5月13日(日)午後2~3時30分
[定 員]
35名(事前申込、先着受付順、定員に達し次第受付終了)
[ところ]
カルタックスおおむた 3F 集会室
[受講料]
300円(資料代込)
[講 師]
石井茜氏(北九州市漫画ミュージアム学芸員)
[申込み・問合せ]
直接または電話で同館(宝坂町2の2の3 TEL・FAX53-8780)へ