[内 容]
2015年7月4日、ドイツで開催された第39回ユネスコ世界遺産委員会において、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」が世界文化遺産に登録されました。
この世界文化遺産には、大牟田市の「宮原坑」、「三池炭鉱専用鉄道敷跡」、「三池港」のほか、荒尾市の「万田坑」もその構成資産に含まれています。これらの三池炭鉱関連施設は、明治以降、積極的に洋式の採炭技術を取り入れ増産体制を確立し、製鉄、造船など日本の近代工業化をエネルギー面で支えてきました。
今回の講座では、世界遺産となった大牟田・荒尾の近代化産業遺産の特徴を中心に、その他の構成資産や評価を受けたポイントなどを分かりやすく解説します。
[と き]
平成27年10月11日(日) 14時~15時30分
[ところ]
カルタックスおおむた集会室
[定 員]
35名(先着受付順・定員になり次第受付終了)
[講 師]
中村渉 氏
(平成15年に大牟田市役所に入庁。文化財専門職員で現在は企画総務部世界遺産登録・文化財室に所属。平成20年に「九州・山口の近代化産業遺産群」世界遺産登録推進協議会が設置され、三池炭鉱関連施設の世界遺産登録実現に取り組む一方で、市内の文化財の調査・保存に携わっている)
[参加料]
200円(資料代込)
[申込]
三池カルタ・歴史資料館 受付窓口
もしくは、☎0944(53)8780まで