大牟田市では、石炭産業で発展を遂げる大正期頃から市街地図が出版され始めます。
1936(昭和11)年には「大正の広重」と呼ばれ、今年没後60年を迎え再評価されている鳥瞰図絵師吉田初三郎(1884~1955)が「大牟田市鳥瞰図」を描いています。近年では、古地図を片手に往時に思いを馳せながらまち歩きをする人が増えるなど、「古地図ブーム」が広がりを見せています。
今回の企画展では、主に戦前から戦後にかけて制作された大牟田市の地図や絵葉書を中心に公開し、「炭都大牟田」を懐古するとともに、世界遺産に登録された三池炭鉱関連遺産についても紹介します。
[と き]
9月8日(火)~12月6日(日)
[入館料]
無料
★同時開催★
「昔の道具とくらし展」
昭和初期頃のくらしを再現したコーナーや懐かしい道具の展示もおこないます。
「赤塚不二夫生誕80周年記念 赤塚不二夫なのだ!」
今年は、「天才バカボン」などで知られる、“ギャク漫画の王様”赤塚不二夫生誕80周年になります。
そこで、当館では「もーれつア太郎」「ひみつのアッコちゃん」などのカルタや花札を展示します。