平成29(2017)年3月1日、大牟田市は市制施行100周年を迎えました。100年前の大正6(1917)年、市制を敷いた当時の大牟田は、1889(明治22)年に大牟田・稲荷・横須・下里の4か村が合併し成立した大牟田町が市に移行し、市域としては現在の市の中心部のみでした。ただし、人口規模は町制施行時の6倍(6万7,810人)に膨れ上がり、県下では福岡・久留米・小倉・若松・八幡に次ぐ6番目の市となりました。その後、昭和4(1929)年に三川町を編入し市域を南へと広げ、昭和16(1941)年には三池町・駛馬町・銀水村・玉川村を編入し、現市域が確定します。
今回の企画展では、このように当時の周辺町村を編入しながら現在の大牟田市が誕生するまでの歴史や背景をさまざまな資料や地図・写真などで紹介し、大牟田市100年のあゆみを振り返ります。
この企画展を通して、多くの市民に郷土の歴史や成り立ちに興味・関心を持ってもらうとともに、次の100年に向けた縁となることを願います。
[とき]
平成29年12月19日(火)~平成30年3月25日(日)
※年末年始休館日:12月28日(木)~1月3日(水)
[入館料]
無料
<同時開催>
「昔の道具とくらし展」
「黒電話」や、「炊飯器」、洗濯したものを絞る手動ローラーのついた「二槽式洗濯機」など、今の子どもたちにとっては、教科書でしか見たことのないような道具を、実際に展示しております。
授業の復習としても観覧いただけますし、昔の道具を見て楽しんでいただくこともできますので是非お越しください。
★ミニ企画★
「年表と写真で見る大牟田市の100年」の企画をミニコーナーとして、改めて展示しております。