昭和12年(1937)に勃発した日中戦争を契機に、人々のくらしは戦争に勝つことを優先したものへと変化しました。
翌13年の「国家総動員法」の施行により、国民は戦時経済への協力が求められ、戦地で戦う兵士に加えて子どもや女性も労働力として駆り出され、20年の終戦まで過酷で厳しい「銃後」(※直接戦闘に参加しない国民、また戦争を継続するための支援体制のこと)の生活を強いられました。
今回の平和展では、物資不足や空襲の恐怖と向き合いながら家庭や学校において「銃後」の生活を送っていた子どもたちに焦点を当てます。戦時資料収集家の松山強氏に提供いただいた関連資料を通して、戦争と平和について考えます。
同時開催
ミニコーナー①「花札今昔物語」
花札の版型や、珍しい手摺り花札の他、色々なキャラクターで作られたいまどきの花札を同時に展示します。手摺り花札の手順の解説なども!
ミニコーナー②「みんなで咲かそう平和へのメッセージ」
昨年の平和展2022で好評だった平和へのメッセージを今年も行います!今回は花びらにメッセージを書いてたくさんのひまわりを完成させましょう!
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その他にも戦時中に遊ばれたカルタや、大牟田の小学校の今に至るまでの変遷を解説した展示を行います。
ミニコーナー③「郷土カルタコーナー 近畿地方・三重県編」
今回からは近畿地方の郷土カルタの紹介になります。今回は忍者王国でもある三重県です!
チラシ(クリックすると拡大します)
とき 2023年7月4日(火)~9月18日(月・祝)午前10時~午後5時
ところ 三池カルタ・歴史資料館(宝坂町2-2-3)
休館日 毎週月曜日・毎月最終木曜日(祝日の場合翌日休館)
観覧料 無料
問い合せ 同館(tel:0944-53-8780/fax:0944-53-8781/e-mail:info@karuta-rekishi.com)へ