先日開催されました「歴史講座①「炭鉱と美術」ー美術を通してみる炭鉱街ー」にご参加いただきありがとうございました。
今回は炭鉱と美術という、一見何のつながりも関係のなさそうなテーマでしたが、國盛先生先生によれば炭鉱の姿というのは、全国各地の炭鉱地で描かれているらしく、絵画や版画と言った作品には、写真では表現できない時代の風景や心象が描かれているとのことです。
配布された資料の中には、受講者の方々の目に懐かしく映るものも多く、感動された方も多かったようです。
終了後頂いたアンケートの中には
「炭鉱は閉山し、暗いイメージがつきまとう中で実際には多くの芸術が生まれ育てられていたことは、もっと広く伝えられたらいいなと思いました」
「土地への愛を促す取り組みだと感じました。参加してよかったです。」
等、地元への愛に溢れたご感想をたくさんいただきました。
現在開催中の企画展「地図・絵葉書でみる三池炭鉱」でもたくさんの三池炭鉱の当時の資料や絵葉書を展示しておりますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
このご時世、講座やイベントを開くに当たり色々厳しい成約もありますが、少しでも多くの方に、この大牟田の事を知っていただけるよう、スタッフ一同精進いたしますのでよろしくお願いいたします。