今年は後期印象派の代表画家フィンセント・ファン・ゴッホが生まれて160年目、また『接吻』で知られる象徴主義の画家グスタフ・クリムトが生まれて150年目にあたります。
ゴッホやクリムトに限らず多くの有名画家たちが作品を残していますが、多くは「名画」として世界中の美術館や博物館に大切に保存され、日本で展示される機会は多くありません。
そこで今回の企画展は『名画鑑賞』をテーマに、世界中の美術館に収蔵されている名画をトランプで鑑賞していただきます。
原寸サイズではない、トランプサイズの小さな名画たちをゆっくりとご鑑賞ください。
[とき]2013年10月1日(火)~12月8日(日)
[入館料]無料
ミニ企画展
江上茂雄の世界~ふるさと大牟田の情景~
「菜の花畑」クレパス
明治45(1912)年に福岡県山門郡瀬高町に生まれた江上茂雄は、今年で101歳を迎えました。
これまで描きためたクレヨン画、水彩画、木版画、スケッチの類は2万枚をこえます。
5歳で三井三池鉱業所建築課に入り、昭和47(1972)年の退職まで勤めますが、その間彼は日曜画家としてクレヨン画を描き続け、退職後は1日1枚水彩画を仕上げることを自らに課しました。
今回は福岡県立美術館、田川市美術館、そして当館の3館で、長年にわたる江上茂雄の画業を紹介し、当館では大牟田を描いた作品を中心に展示します。
[とき]2013年10月1日(火)~12月8日(日)
[入館料]無料